健康に良い飲み物

水でも太るって本当?

“水太り”という言葉を耳にしたことはありますよね?
ダイエットをしている人の中には、水太りを気にして水の摂取を控えてしまう人がいますが、それは大きな間違いです。
水の摂取を控えると、体は余計に水分を必要としますし、水分を控えることで老廃物が体内にたまり新陳代謝が悪くなるため、余計太りやすい体質になる可能性があります。

水にはカロリーが全くありません。
ですから水を飲んで太ることはありえないはずです。
たしかに水を飲むと一時的に体重は増えますが、数時間後には尿や排便によって排出されます。
仮に、しばらくトイレに行っていないにしても、汗や呼吸などによって常に水分を失っているのです。

人間の体は排尿や排便、汗や呼吸などによって1日に2000ml以上もの水分を失っていると言います。
そして1日に摂取が必要な水分量は1000ml以上とも言われているのです。
1000mlは、大きな牛乳パック1個分の量に相当しますから、決して少ない量ではありませんよね。
このことからも水を飲んで太ることがないことはお分かりいただけたかと思います。

しかし、腎臓に障害があって上手く尿を排出できない人は、水分が体内にたまって体重が増えることがありますし、月経前の女性もホルモンの関係で体の水分量が増えて、むくみやすくなります。
健康な体の人でしたら、水を飲んで太ることはありません。
しかし、それでも水を飲むと太ると言われているのはなぜなのでしょうか?
それは、水を飲んだ後に体がむくんだ経験や、体重が増えた経験からそのような感覚が生まれたのでしょう。

そとえば、お酒を飲みに行った翌日の朝に、顔や体がむくんでしまった経験はありませんか?
これは、アルコールには脱水症状を引き起こす作用があるため、体が水分を溜め込もうと働き、おつまみに含まれる塩分がむくみを促進させるためだと考えられます。
また、ダイエットのためにサウナに入って汗を流したはずが、その後冷たい水を飲んだら体重がもとに戻っていたなどの経験から“水をたくさん飲む = 太る”という感覚が生まれたのではないでしょうか。

医学的にも“水太り”という言葉は存在しません。
人間の体の約60%は水からできているのです。
水太りを気にして水分をとらないでいると、体の様々な部分に悪い影響を及ぼします。
水を飲んで太ることはありませんので、安心をして水分をとるように心がけましょう。