健康に良い飲み物

ペットの健康を考えた水

人間を含めて全ての動物にとって、水は生きるために欠かすことのできない飲み物です。
それは、当然あなたのお家にいるペットも同じです。
犬や猫の場合、1日に体重1kgあたり50~60mlの水を摂取する必要があると言われています。
猫の平均体重は3~5kgぐらいですから、最低でも150mlのペットボトル1本くらいの水分量は必要なことになりますよね。

家で飼われているペットは、飼い主さんがあたえなければ自分で水分を補給することができません。
猫や犬用のペットフードの多くは乾燥したドライフードですから、健康を保つためには十分な水をあたえてあげることが必要になるのです。

ペットの健康を考えて、水道水ではなくミネラルウォーターを買ってあたえている人もいるようですが、吊前の通りミネラルウォーターには、たくさんのミネラル分が含まれています。
適量のミネラルを摂取することはペットの体にも必要なことですが、必要以上のミネラル分を摂取することは、体調を崩す可能性があります。
また、ペットフードにはある程度のミネラル分が既に含まれていますので、水からミネラル分を摂取する必要があまりないのです。

水に含まれるミネラル分が多いと、腎臓や膀胱など泌尿器系の病気を引き起こす原因になります。
特にマグネシウムやカルシウムといったミネラル分を必要以上に摂取すると、膀胱や尿道、腎臓に結石ができ、結石が尿管や尿道を塞ぐ“尿石症”にかかる可能性があります。
そのまま、尿を排出することができなくなると、体中に毒素がまわって死にいたることもあるのです。

水は大きく分けて、ミネラル分が比較的多く含まれている“硬水”と、ミネラル分が比較的少ない“軟水”に分けることができます。
一般的(WHO基準)には、硬度が0~120mg/L未満の水を軟水と呼び、硬度が120~180mg/L未満の水を硬水と呼びます。
ペットにあたえる水は硬度が60mg/L以下が理想的とされていまので、ミネラルウォーターを購入してあたえる場合は硬度60mg/L以下の軟水をあたえるようにすると良いでしょう。
また、ミネラル分のほとんど含まないペット用の水も販売されていますので、心配な方はそちらを購入すると良いでしょう。

考え方は人それぞれですが、大型のワンちゃんでしたら1日に大量の水を飲みますよね。
たとえばラブラドール・レトリバーでしたら1日に1500mlもの水分を必要とするのです。
毎日、ペット用の水やミネラルウォーターをあたえることは家計を大変圧迫しますし、だからと言って、あたえる水を減らすことはペットの健康に良くありません。

日本の水道水の硬度は、50mg/L~60mg/Lくらいの軟水です。
含まれる塩素や成分を気にされる人もいますが、しっかりと検査されて人間が飲めるようにしている水ですので、思っているほどの害はないはずです。
実際に水道水を飲んで病気になったペットの話を、あまり耳にしたことがありません。
考え方はそれぞれですが、私の見解では水道水をペットにあたえても、さほど問題はないと思いますよ。