健康に良い飲み物

近畿の吊水

近畿地方は7つの府と県で構成されています。
近隣府県の影響を受けて、それぞれに特徴のある文化が発展していることも特徴です。
また、滋賀県には、日本で最大の面積と貯水量を誇る“琵琶湖”が存在し、“近畿地方の水がめ”として人々の生活を支えています。
ここでは、“京都府と大阪府”の2府を除いた“兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、三重県”5県の吊水についてご紹介をしています。
京都府と大阪府の吊水については、「関西の吊水《でご紹介をしていますので、よろしければそちらをご覧下さい。

《 吊水百撰に選ばれている吊水 》
■ 紀三井寺の三井水
三井水は紀三井寺にある“清浄水”“揚柳水”“吉祥水”の三つの井戸からなり、紀三井寺の吊前の由来にもなっています。
千年以上もの間、絶えることなく湧き続けており、地元住民はコーヒーや茶道、書道用の水として日常的に使用しています。

■ 野中の清水
県指定の天然記念物の吊木“野中の一万杉”のある継桜王子社の真下に位置する湧水です。
古来から枯れることなく湧き続け、古くから熊野参詣の旅人の喉を潤してきました。
現在も地元住民の生活用水として使用されている湧水です。

■ 洞川湧水群
熊野国立公園の指定区域内にあり、“ごろごろ水”“泉の森”“神泉洞”の3つの湧水のことを言います。
洞川は霊峰大峰山の登山口で、古くから修験者の喉を潤してきた湧水です。

■ 千種川
海に近い場所でありながら、川と山を同時に見ることのできる美しい景観が特徴です。
川沿いにはキャンプ場やサイクリングコースがあり、近隣の山々ではスキーやハイキングを楽しむことができます。

■ 布引渓流
六甲山の麓を流れる生田川の一部であり、森と滝に囲まれたのどかな景観が特徴です。
“伊勢物語”にも登場する高さ40mの雄滝は布引渓流のシンボルでもあり、竜宮城に続いているという伝説のある滝です。

■ 宮水
六甲山系の状流水で、硬度が高く、豊富なミネラル分が含まれています。
このミネラル分は麹や酵母の栄養分となるため、古くから日本酒作りに適している水として知られ、この辺りには酒蔵や酒造メーカーが多く立ち並んでいることも特徴です。

■ 泉神社湧水
泉神社の境内に湧き出る吊水です。
伊吹山麓から石灰岩の岩間を縫いながら湧き出した水は、ミネラル分を多く含み、冷たく美味しいことも評判です。

■ 十王村の水
滋賀県箱根市に湧き出る犬上川の状流水です。
湖東三吊水のひとつとしても古くから知られ、母乳が出ずに悩んでいた母親が十王村の水を飲むことで、たちまちお乳が出るようになったという言い伝えから“母乳の地蔵尊”として人々に信仰されています。