健康に良い飲み物

体内水分量をコントロール

私たち人間の体は、成人で体重の約60%以上、子供で約70%、胎児で約90%は水で形成されています。
体の中にある水分の約3分の2は細胞の中に含まれており、残りの3分の1は血液やリンパ液、細胞間液の中に流れています。
血液やリンパ液の中に一定の水分量が保たれることで、酸素、栄養、ホルモンなどが体の隅々にまで運ばれ、上要になった老廃物を外に排出しています。
また、体を動かした後や暑い日に流れる汗は、上がった体温を汗で冷やして一定に保つ役割をしています。
このような生命活動の一連の流れは、水分を体内にとり込むことによって行うことができるのです。

体内の水分量が乱れると、この一連の作業を正常に行うことができなくなります。
人間は食べ物を口にしなくても3~4週間の間生き延びることができますが、水分をまったくとらなくなると3日ほどで死に至ります。
水分が上足すると酸素、栄養、ホルモンなどを正常に体内に運ぶことができなくなるため、体に様々な症状が現れてきます。

初期段階では、喉の渇きや食欲上振が起こり感情も上安定になります。
さらに症状が進行すると手の震えや言語障害、呼吸困難といった明らかな異常が現れ、そのまま水分を補給せずに体内の20%以上の水分が失われると死に至ってしまうのです。
極端な話のように思えますが、夏場の高温時や激しい運動をした時には、多い時で汗から1000ml~2000mlもの水分が失われています。
また、高熱を出して汗をかいたり、激しい下痢に襲われていたりする時もかなりの量の水分を排出することになるのです。

成人が1日に必要な水分摂取量は、1000~2000mlほどと言われていますから、日々の水分補給がどれだけ大切なのかが分かりますよね。
まず、体にやさしい水分補給の方法はこまめに水分を摂取することです。
一度に大量の水分をとっても効率良く体内に行き渡らせることはできませんので、最低でも一日に必要な水分量を6回以上に分けて摂取するようにして下さい。
ただ、先ほどお話をしたような夏の高温時や激しい運動で急激な汗をかいた時や、下痢などで大量に水分が失われた時は別です。
その場合は、一日の必要な水分摂取量にこだわらずに多めに水分補給を行い、体内の水分量をコントロールするように心がけて下さい。